安全運航への取り組みについて
安全運航への取り組みについて
安全方針
四国フェリーグループ・小豆島フェリー株式会社にとって、安全運航はすべてに優先いたします。
安全確保の目的を達成するために、経営トップが主体的に関与し運営する安全マネジメント体制を
構築し、これをさらに高度なものとするため、日夜努力を重ねています。
安全への取り組み
当社は国内法にて規定、承認された安全管理規程を遵守し、運航に際しては機器・設備の安全確認
を徹底し、事故を未然に防ぐ取り組みを継続しております。
当社の運航する船舶は毎年ドックに入渠し、法令に基づいた整備点検を実施しております。
旅客船【マーレてしま】 総トン数19t 旅客定員75名
実施し、万が一の事故に備えております。旅行の安全は日々の取り組みを通じて初めて達せられるものであり、当社に関係する社員全員の意識涵養が何より重要と認識いたします。
当社では、幹部社員が率先して安全に対する啓蒙に取り組んでいます。
本船の設備
当社運航船は法定に従い、管轄官庁による定期的な検査を受け適正に整備を保持し、日々点検・整備を行っております。緊急時の避難設備については、小人・幼児を含んだすべてのお客様
(最大搭載人員)に対応する十分な救命胴衣並びに救命浮器を装備しております。
緊急時の通信手段について
海上通信設備は、国際VHFのほかに船舶携帯電話
船客傷害賠償責任保険について
旅客運送業に義務付けてある船客傷害賠償責任保険に弊社の全船舶が以下のとおり加入をしております。
船客傷害賠償限度額:各船ひとりあたり上限1億円 (契約期限については毎年更新)
輸送の安全確保に関する警告書の発出について
令和7年1月16日、弊社に対して四国運輸局より「輸送の安全に関する警告書」が発出され、再発防止と輸送の安全を確保するため、必要な措置を講ずるよう警告を受けました。
本件は、弊社が経営する一般旅客定期航路事業で運航する船舶において、船員が作業中誤って海中に転落し、その後救助されました。船員が海中転落のおそれのある作業をする場合、船員に必要な保護具を着用されるべきところ、それができていなかったことが判明したため、海上運送法第19条第2項に基づき輸送の安全確保に関する警告を受けたものです。
弊社といたしましては、四国運輸局から指摘を受け、今後このようなことがないよう早急に改善措置を講じるとともに、お客様が安心してご利用できるよう再発防止及び安全運航に努めてまいります。
運航基準の設定
運航基準として以下の基準を超えた場合は、運航を中止しております。
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【フェリー】 |
【 高速艇 】 |
風 速 |
15m/s以上 |
10m/s以上 |
波 高 |
1.5m以上 |
1.0m以上 |
視 界 |
500m以下 |
800m以下 |